帰港したレーガンの甲板に故障機3機


艦橋近くに左からF18E(NF302)、F18F(NF104)、MH60ヘリ(18.12.5 頼 撮影)

12月5日昼に横須賀に帰港した原子力空母ロナルド・レーガンの飛行甲板に故障機が3機並べられていた。

今回の秋季ディプロイメントの中で、クラスAの艦載機の事故が2回報道されている。11月12日のF型スーパーホーネットの墜落、そして10月19日のMH60シーホークヘリの甲板上へ の墜落事故だ。

帰港時に積んできたMH60ヘリはテイル・ローターがついていないから、この事故機だと思われる。スーパーホーネットの事故機は海中に沈んだはずだから、NF302,NF104の機体は これまで報道されていない事故を起こした機体と考えられる。第5空母航空団はよく事故を起こす部隊だ。

この3機は、空母からおろされて修理可能なところまで運んでやらなければならない。
ヘリは厚木で直せるなら、半分に切ってトレーラーで夜に運ぶという三崎港墜落事故機のやり方も考えられるが、横須賀基地内で切断積み込みを行うだろうか。
他の2機の固定翼機とともにバージに載せて横浜ノースドックに持っていきそうだ。

2機のスーパーホーネットは、防湿フィルムで白装束にして、貨物船でノースドックから岩国か米本国へ運ぶのではないだろうか。
MH60ヘリも同様にするか、厚木に運ぶか、両方の可能性がある。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


2018-12-5|HOME|