年明けから動き出した横須賀の米艦2隻


信号旗をはためかせて横須賀本港を出る駆逐艦ステゼム。駆逐艦ミリウスはすでに出航している

横須賀常駐の駆逐艦が今年初めて動き出した。7日朝、駆逐艦ミリウス(DDG 69)がマスターピアWestを離れて出港した。相模湾に出かけて、機動訓練を行っている。

7日昼、3号バースから駆逐艦ステゼム(DDG 63)が出港、錨地で停泊した。浦郷弾薬庫から出た弾薬輸送バージが、ミサイル、爆薬などを積んで錨地のステゼムに接近した。
バージに積まれたクレーンでステゼムのVLSにミサイルを装填している。

ミリウスは8月14日に横須賀を出てレーガンと行動を共にしていたが、バリアント・シールド演習に加わった後、空母戦闘群から離れ、9月26日に横須賀に戻ってきている。 その後横須賀基地を離れていなかった。

ステゼムは定期整備の後、12月前半に試験航海を行って、再び横須賀基地で待機していた。

7日現在で横須賀基地を離れている作戦可能な戦闘艦は4隻になった。あとの2隻は昨年から出ている駆逐艦カーティス・ウィルバーとマッキャンベルだ。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(19.1.7 頼 撮影)


錨地に停泊中のステゼムに近づく弾薬輸送バージ


錨地でミサイルを積み込むステゼム。横浜ランドマークタワーから遠望


2019-1-7|HOME|