原潜スクラントン、横須賀基地接岸



横須賀基地13号バースに入港した原潜スクラントン(SSN 756)。航海中に発生したゴミなどを乗組員が艦の外に運び出している。

1月11日午前、米原潜スクラントン(SSN 756)が横須賀基地に入港、13号バースに接岸した。隣の12号バースには定期修理が開始された原子力空母ロナルド・レーガンが停泊中で、原子力艦2隻 が隣り合っている。

スクラントンは大西洋艦隊から太平洋艦隊にシフトされた原潜のうちの1隻で、2016年11月以降サンディエゴを母港としているロス級原潜だ。昨年9月に初めての西太平洋パトロールに出た。
10月から11月にかけてホワイトビーチに2回、横須賀に1回、沖合一時停泊しているが、入港接岸するのは日本では初めてとなる。
また、横須賀基地に2019年になって初めて入港した原潜ともなった。

昨年11月後半から原潜ミシガン、シャイアン、アレキサンドリアが繰り返しホワイトビーチに一時寄港しているが、スクラントンは11月23日にホワイトビーチに一時寄港しただけで、繰り返し寄港 の動きには加わっていない。
12月中は目立った寄港もせずに、水面下でのパトロールを行っていたようだ。今回の横須賀寄港は、初の西太平洋任務航海で母港出航後初めての一週間前後の寄港になるかもしれない。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(19.1.11 頼 撮影)


スクラントンが停泊する13号バースの後ろの12号バースに、原子力空母レーガンが停泊中


2019-1-11|HOME|