駆逐艦ミリウス、マッキャンベル、相次いで横須賀帰港
マスターピアに停泊する駆逐艦4隻。左端がミリウス(DDG 69)、右端がマッキャンベル(DDG 85)(19.2.13 頼 撮影)
5週間の任務航海を終えて横須賀港外に投錨するミリウス(2.11 頼 撮影)
1月7日に横須賀を出港した駆逐艦ミリウスが、2月11日午前、横須賀港外12番錨地に投錨した。弾薬を艦から下すため、弾薬輸送
バージが浦郷弾薬庫からミリウスに向かった。
ミリウスは11日夕方、横須賀基地マスターピア停泊中のジョンSマケインに接舷した。
ミリウスは横須賀出港後1月23日に佐世保に寄港している。マッキャンベルの佐世保寄港の一週間前のことだ。
この2隻は佐世保出港後、一緒に行動していた可能性がある。
ミリウス帰港の翌日の12日午前、駆逐艦マッキャンベルが横須賀に戻ってきた。マッキャンベルは昨年11月15日に横須賀を出港して
いる。
マッキャンベルは、12月7日にウラジオストック沖のピョートル大帝湾での航行の自由作戦にを行い、年末年始は佐世保基地に停泊して
いた。
1月2日に佐世保を出航したマッキャンベルは、中国に対する航行の自由作戦として1月7日にパラセル諸島(西沙諸島)の12マイル
以内を航行した。
短期間のうちに対ロシア・対中国の2つの航行の自由作戦を行ったことになる。
マッキャンベルはパラセル諸島付近を航行したあとコタ・キナバル(東マレーシア)沖に停泊、1月末に佐世保に2日間寄港したあと、
横須賀に戻ってきた。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)
昨年11月に横須賀を出港、浦賀水道を南下するマッキャンベル(18.11.15 頼 撮影)
1月末に佐世保基地に寄港したマッキャンベル(19.1.29 篠崎 撮影)
2019-2-13|HOME|