巡洋艦シャイロー、トマホークなど横須賀港沖で積み込み


右奥の浦郷弾薬庫から出てきた弾薬バージ。トマホークなどを積んでいる。沖で停泊中のシャイローに向かった 


バージの上の向かって左側にスタンダードミサイル、右側にトマホークの入ったキャニスターが並んでいる

5月2日朝8時過ぎ、浦郷弾薬庫の桟橋から弾薬バージが出て、沖に錨泊している巡洋艦シャイローに向かった。

平和船団がこのバージを追い抜いた際に、これまでにない至近距離でミサイルキャニスターに近づいた。写真にはトマホークが中に入っていることを示す "ROCKETS, LIQUID FUELED"と、 スタンダード対空ミサイル入りを示す "GM STD(MR)"が書かれたキャニスターが左右に分かれて並べられていた。
向かって左、やや短いほうがスタンダードミサイル入り、右がトマホークが入っているキャニスターだ。

2隻のバージはシャイローの側面に前後に分かれて取り付くと、バージに積んであるクレーンで、バージの上のミサイルを次々にシャイローの甲板にあるVLS発射装置に収めて行った。
今回、巡洋艦がトマホークを積んでいることが、実際に目で見て確認された。

ミサイルや弾薬の積み込みは1日では終わらず、5月3日も引き続いて弾薬類の積み込みが海上で行われている。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(19.5.2 頼 撮影)


シャイローの前と後ろにバージが取り付き、同時にミサイルを積み込んでいる。


2019-5-3|HOME|