原子力空母レーガン横須賀出港。テスト航海か


12日昼前に動き出した空母ロナルド・レーガン。駆逐艦、巡洋艦を横須賀に残して出て行った
(19.5.12 ヴェルニー公園から 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


横須賀本港を出る空母レーガン(5.12 ヨコスカ平和船団 海上で撮影)

横須賀基地で定期修理を受けていた原子力空母ロナルド・レーガンが、5月12日昼前に横須賀基地を出港した。

定期修理で排出された放射性廃棄物がレーガンの艦内から運び出されたのが5月2日。その後も空母の甲板には工事用の車両なども見受けられた。
岩国基地にいる空母艦載機のFCLPが9日に開始された。防衛省によれば、FCLPは19日まで硫黄島で行われ、天候などの理由で厚木基地と岩国基地でも行われる可能性がある、とのことだ。

今回の出航は、定期修理終了後の検査航海とみられる。これまでの例だと数日後にいったん横須賀に戻ってくる、とみられる。

FCLP終了後に空母着艦資格取得訓練を行うために、空母が四国沖の岩国演習空域(南)に向かうのは20日以降となるだろう。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


横須賀航路を浦賀水道に向かう空母レーガン(5.12 金沢区「海辺の散歩道」の公園にて 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


猿島の後方を通り、浦賀水道を南下する空母レーガン(5.12 横須賀市うみかぜ公園にて 川辺 多恵子 撮影)


2019-5-12|HOME|