原子力空母レーガン、テスト航海終了、横須賀帰港
17日10時過ぎに、横須賀航路に入った原子力空母ロナルド・レーガン。警備のヘリが空母の近くを飛び回る
横須賀本港に入ってきたロナルド・レーガン
定期修理後の試験航海に出ていた原子力空母ロナルド・レーガン(CVN 76)が17日昼前に横須賀基地に戻ってきた。12日に出航したから5日間の航海だった。
飛行甲板上は、出港時とほとんど変わらず、艦載機ハンドリング用の実物大模型(外側だけが本物のスーパー・ホーネット)が一機見えるだけだ。
空母が浦賀水道から横須賀航路に入る前に、厚木から艦載ヘリMH60が横須賀上空に飛来し、海岸線や空母の周りの海上を警戒飛行していた。
また、警備艇も2隻出ていたが、2隻とも船首に機銃を据え付けていた。出港時に平和船団ボートを威嚇した時には、兵士が機銃の後ろで構えていたが、今回は船首には出てこなかった。
警戒ヘリの飛行といい、機銃を船首に据え付けた警備艇の出動と言い、原子力空母の警備はこれまでよりややレベルが上がったのではないか?
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(19.5.17 頼 撮影)
横須賀本港中央部まで来たレーガン。巨大さが目立つ
12号バースに出船で接岸するために、180度方向転換する空母
2019-5-17|HOME|