原子力空母レーガン、横須賀出港、長期の航海へ


22日10時に12号バースを離れて動き出したロナルド・レーガン。駆逐艦たちの向こうに消えていった
(19.5.22 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)

定期修理後の試験航海から17日に戻っていた原子力空母ロナルド・レーガン(CVN 76)が、22日10時に横須賀基地を出港した。

動き出した空母の艦上では、水兵が整列して登舷礼が行われた。本格出港を示唆するもので、しばらく横須賀に戻ってこないことが予想される。

岩国基地に展開する空母艦載機のCQ(着艦資格取得訓練)を行うため、空母は四国沖の岩国訓練空域ー南の海域に向かう。

空母に随伴する駆逐艦は、22日午前中には横須賀から出なかったが、2日前に巡洋艦チャンセラーズビルが横須賀を出ている。この船が空母の直衛艦として同行するとみられる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


横須賀本港中央部に出てきたレーガン。飛行甲板の上で登舷礼


横須賀本港を出て浦賀水道を目指す空母レーガン(19.5.22 ヨコスカ平和船団 撮影)


2019-5-22|HOME|