今度は原潜オクラホマシティー、横須賀寄港中


13号バースに寄港中の原潜オクラホマシティー。柵をめぐらせた艦橋の上部と、13号バース先端から飛び出た尾翼部分が見える

7月2日午後、ロス級原潜オクラホマシティー(SSN 723)が横須賀基地13号バースに入港した。

オクラホマシティーは6月に2回横須賀に寄港しているが、1回は一泊寄港、もう一回は20分あまりの沖合一時寄港だった。
27日の一時寄港の時は、原潜から15人ほどが横須賀基地に運ばれ上陸した。航海中の要員の交代にしては人数が多かった。

5日後に横須賀基地に接岸寄港するのなら、要員の交代はなにも海上でタグに乗り移る形でする必要はない。要員の交代ではなかったとすると、一時下船ということになる。
航海の途中で技術的な問題が生じて、担当部署の兵士を一時おろして横須賀で研修を行い、それがおわるころに潜水艦が迎えに来た、などというストーリーもありうるだろう。

今回のオクラホマシティーの寄港日数はすでに4日で、6月の寄港時と比べて長くなっている。

横須賀基地には、沿岸警備隊のカッター、メロン(WHEC 717)が3日に寄港している。瀬取り監視や、北太平洋での漁業の監視など、沿岸警備隊の船が担う仕事は日本近海でもたくさんある、という ことなのだろうか?

1日に12号バースを出て、横須賀港沖の錨地に泊まったままの揚陸補助艦ジョン・グレン(T-ESD 2)は、5日まで動いていない。
揚陸作戦に従事するとき以外は、どこかの港で待機するのが仕事の船だから、サイパン沖と並ぶ停泊地にするつもりなのかもしれない。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(19.7.5 頼 撮影)


バース1.5に停泊中の沿岸警備隊カッター、メロン


1日に12号バースを離れた後、沖の錨地に居続ける揚陸補助艦ジョン・グレン


2019-7-5|HOME|