米沿岸警備隊カッター、三度横須賀寄港



横須賀基地に入港する米沿岸警備隊カッター・メロン

8月19日昼過ぎに、米沿岸警備隊カッター・メロン(WHEC 717)が横須賀基地に入港、2号バースに接岸した。

メロンは7月3日から6日、22日から26日の2回、横須賀に寄港していて、今回がこの夏3回目の寄港になる。今回は横須賀寄港の直前に八戸港にも寄港している。
八戸港は八太郎地区F岸壁に入っていて、三沢基地用の燃料を運んでくるタンカーが入るふ頭とは異なる。

AISの航跡データによれば、2回目の横須賀寄港のあとメロンは、八戸のはるか東方沖の太平洋にいたと思われる。そして八戸に寄港した後横須賀に3度目の寄港をした。
この海域での動きは、北朝鮮の瀬取り監視ではなく、国際的な漁業監視のメンバーとしてのうごきに近いのではないか。

メロンは入港翌日の20日午後、横須賀を出港した。同じ海域に向かうことも十分考えられる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(19.8.19 頼 撮影)


横須賀基地2号バースに接岸するメロン。手前85番は駆逐艦マキャンベル


2019-8-20|HOME|