原子力空母レーガン、横須賀帰港


猿島沖を通過するレーガン


横須賀本港近くで待ち受けるヨコスカ平和船団に巨大な側面をさらす空母


巨艦とは思えないほどの速さで目の前を通り過ぎていく空母レーガン

横須賀を母港とする原子力空母ロナルド・レーガンが11月2日昼過ぎに秋季の任務航海から戻ってきた。9月14日に出港したから、ちょうど7週間の航海となった。

ほとんどの艦載機が、四国沖の海域にいるレーガンから発艦して岩国に戻ったのは10月28日だった。1日あれば四国沖から横須賀にたどり着くのもむつかしいことではなさそうだが、今回は なぜか5日もかけて横須賀に戻ってきた。

横須賀に戻ってきた空母は、飛行甲板上にスーパーホーネット1機を載せていた。わざわざ横須賀まで持ってきたのだから、この機体は故障などで空母から発艦ができなくなっているとみられる。 横須賀基地で空母から釣り下ろして、バージで横浜ノースドックに運び、貨物船に載せて米本国に行って修理する、というコースをたどるのではないか?

レーガンは帰港前にシンガポールによっている。乗組員の休養などのためだろう。
このとき空母と一緒にシンガポールに寄港した巡洋艦チャンセラーズビル、アンティータムと駆逐艦マッキャンベルは、2日には横須賀に戻ってこなかったが、何隻かは間もなく横須賀に帰って くるのではないか。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2019.11.2 非核市民宣言運動ヨコスカ 撮影)


横須賀本港に入ったレーガン。後方は横須賀市街


本港中央部に到達した空母。甲板上に艦載機が1機残っている


2019-11-2|HOME|