空母レーガン、定期修理入りの準備中
12号バースに停泊中のロナルド・レーガンの飛行甲板に資材が並び始めた
横須賀まで持ってこられたスーパーホーネットは、まだ空母の甲板から動かない
11月11日の横須賀基地。空母ロナルド・レーガンの飛行甲板には数日前からカタパルトの点検修理の機材が並び始めた。飛行甲板の一部を剥いでカタパルトをむき出しにして修理を行う際に、
上を覆う台形の屋根状の資材もいくつかある。
空母が任務航海から戻ってきても、一か月は即応態勢を維持する。1か月が過ぎると定期修理に入るが、11月2日に横須賀に戻ってきた空母レーガンは、あと20日ほどはいつでも出航でき
る態勢でいなければならない。甲板をはがしたりできないので、即応態勢の邪魔にならないような工事の準備だけを行っているのが、今の状態だ。
すぐに工事に入るわけでもないから、横須賀まで積んできた故障機(事故機)のF18Fも、飛行甲板の後方におかれたままだ。
空母は横須賀に腰を落ち着けているが、横須賀常駐の戦闘艦の出入りはかなりある。空母の任務航海の途中でのシンガポール帰港にもどうこうした駆逐艦マッキャンベルは、空母より3日遅く横須
賀に戻ったが、8日にはまた出航している。
11日には巡洋艦アンティータムも出港した。アンティータムもシンガポール同行組で、6日に横須賀に戻ってきた。今日の出航には、艦載ヘリMH60を後部甲板に載せていた。707番のへり
は5日前の入港の時から積んだままだった可能性もある。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2019.11.11 頼 撮影)
6号バースからタグ2隻で曳きだされた巡洋艦アンティータム
横須賀本港を出て浦賀水道に向かうアンティータム
2019-11-11|HOME|