4隻目の新型タグボート、横須賀基地に到着


重量物運搬船オーシャン・ジャズから海上に下されるヴァリアント型タグ・デファイアント(2019.12.9 ヨコスカ平和船団 撮影)


オーシャン・ジャズの鼻先に姿を現した新型タグ・デファイアント


プッシャーボートに押されて、米軍のタグ置き場に向かうデファイアント(12.9 頼 撮影)

12月7日午後に横須賀基地6号バースに入港した重量物運搬船オーシャン・ジャズが積んできた新型タグ・デファイアント(YT 804)が、9日昼に横須賀基地の水面に下された。
オーシャン・ジャズは西海岸の海軍基地エヴァレットに11月中旬に一週間寄港した後、太平洋を越えて横須賀に直行した。

運んできたヴァリアント型タグ・デファイアントは、数年前から横須賀に来ている同型艦(YT 805,806,807)3隻とともに横須賀で働くことになるだろう。

タグボートが海面に下されると、小型のプッシャーボート3隻がデファイアントに取り付いて、まだ航走しないタグを押してタグのたまり場に運んで行った。

タグボートを海面に下すときは、艦のクレーン2基が同時に吊り下げたが、タグの後から下した木箱2つは、クレーン1基で軽々とつっていた。この箱の中には、タグボートの部品や修理用の 工具なども収められている、とみられる。

横須賀基地には、世界中で6隻いるこの型のタグのうちの4隻が集まった。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


オーシャン・ジャズから下された2つ目の木箱


大型バージの先に載せられてタグ・デファイアントの後を追う2個の木箱(12.9 頼 撮影)


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