原潜ハンプトン、横須賀基地に寄港中


横須賀基地13号バースに停泊中の原潜ハンプトン(SSN 767)


原潜の後ろに原子力空母。原子炉が3つ、横須賀基地に

12月31日、久しぶりに原潜が横須賀基地に寄港した。13号バースに寄港しているのは、サンディエゴを母港とするロス級原潜ハンプトンだ。

12月に入って原子力空母ロナルド・レーガンの定期修理が開始された後、定位置の空母の艦尾につながれていた大型バージYRB30が、一時13号バースに移動していた。再び空母の艦尾に 戻り13号バースが空いたところに、ハンプトンが入ってきた。

2019年9月中旬に原潜トピーカが寄港した後、横須賀への原潜の寄港が止まっていた。
9月の日本国内への原潜寄港は、このトピーカだけで、10月はホワイトビーチへの一時寄港が1回だけ、11月もホワイトビーチへの一時寄港が2回だけで、原潜の寄港が激減していた。

12月に入り、佐世保への原潜寄港が目立ちだした。原潜ミシシッピーが一時寄港を繰り返した後、赤崎岸壁に寄港、アッシュビルもその後沖合一時寄港を行った。そして横須賀に3か月振りの 原潜が現れた。

日本への原潜寄港が激減していたこの9月から11月にかけて、原潜はこれまでと違った動きをしていたように見える。
ハンプトンの横須賀帰港日数は長くなるのか、それとも4,5日でまた海に出ていくのか。横須賀にまた原潜が何度も寄港するようになるのか。

これまで通りの原潜横須賀寄港が復活するかどうかの分かれ目のような気がする。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(20.1.3 頼 撮影)


定期修理中の原子力空母の艦尾には、修理支援用のバージがついている。


2020-1-3|HOME|