音響測定艦、横須賀に入港
横須賀基地13号バースに停泊する音響測定艦エイブル
2月20日朝、50日以上滞在した横浜ノースドックから音響測定艦エイブル(T-AGOS 20)が出港、相模湾まで行った後、20日夕方横須賀基地に入港した。原潜が寄港する13号バースに停泊し
ている。
7週間余りのノースドック滞在中の修理の結果を検査しにきたのかもしれない。さらに横須賀の13号バースで修理を行うとすると、原子力空母が12号バースに入っているから、原潜が横須賀
基地に接岸入港する場所がなくなる。
原潜の運用に若干影響が出てくるかもしれないが、それはこちらが心配すべきことでもない。
21日昼に、13号バースの入り口の海上バリケードが開けられて、13号バース付近に泊まっていたと思われる大型バージが、クレーン車だけを積んで弾薬庫方面に帰っていった。何か工事に
必要な機材などが運び込まれていた可能性もあるが、21日のエイブルには何も動きは見られなかった。
20日にエイブルが13号バースに入港する前に、別の動きもあった。5号ドライドックに10か月入って修理を行っていた駆逐艦ベンフォルド(DDG 65)が出渠、8号バースに移った。
フェーズドアレイ・レーダーもまだ修理中で、しばらくは8号バースで修理を続けるはずだ。
これまで8号バースにいたホテル・バージ船APL40は、しゅんせつ工事が終わって浚渫船が去った後の4号ドック前の定位置に戻っている。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(20.2.21 頼 撮影)
20日にドライドックから出て8号バースに移った駆逐艦ベンフォルド(右端)
8号バースから定位置の4号ドック前に戻った大型バージ船APL40
2020-2-21|HOME|