駆逐艦マケイン、横須賀出港


横須賀基地マスターピア・ウェストを離れ本港中央部に出てきた駆逐艦ジョンSマケイン


横須賀基地を出て浦賀水道に向かうジョンSマケイン。左は入港待機中の駆逐艦ミリウス

2月21日午後、駆逐艦ジョンSマケイン(DDG 56)が横須賀基地のマスターピア・ウェストを離岸して出港した。

ジョンSマケインは2017年8月21日にシンガポール近海で民間タンカーと衝突し大破、重量物運搬船に載せられて同年12月5日に横須賀基地沖の錨地に到着した。重量物運搬船から海上に下された マケインは、その後横須賀基地のドライドックに入り、2018年11月27日までドック入りしていた。
その後マスターピアで修理を続け、2019年10月末から2020年2月初旬まで短い試験航海と錨地での弾薬などの積み込みを繰り返してきた。

2月21日が本格的な出港だとすれば、マケインは2年半ぶりの任務航海に出ることになる。

21日には、3日前から錨地で弾薬などをおろしていた駆逐艦ミリウス(DDG 69)が横須賀基地に戻り6号バースに接岸した。この日まで6号バースに停泊していた駆逐艦マッキャンベル(DDG 85) はいったん横須賀本港中央部まで出て待機し、ミリウスが6号バースに接岸した後にミリウスの舷側に接舷した。
長期の航海から戻ったばかりのミリウスは、6号バースで修理・メンテを受 けると思われる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(20.2.21 頼 撮影)


弾薬などをおろした錨地から入港してきた駆逐艦ミリウス


後進で6号バースに接近するミリウス。待機しているのは6号バースに停泊していた駆逐艦マッキャンベル


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