駆逐艦ラッセル、横須賀再寄港中
横須賀基地2号バースに接岸中のラッセル(59番)。手前は横須賀常駐駆逐艦ジョンSマケイン(20.4.8 頼 撮影)
3月末には、駆逐艦ラファエル・ペラルタが2号バースに寄港していた(20.3.27 頼 撮影)
4月7日午前、サンディエゴを母港とする駆逐艦ラッセル(DDG 59)が横須賀基地に寄港した。ラッセルの今年になってからの寄港は2回目だ。3月20〜21日に7号バースに接岸している。
ラッセルと同じ母港の駆逐艦ラファエル・ペラルタ(DDG 115)は3月26〜31日に今回のラッセルと同じ2号バースに寄港している。このサンディエゴ母港の2隻の駆逐艦は2月には同時に
佐世保に寄港している。
ラッセルとラファエル・ペラルタはともにセオドア・ルーズベルト空母戦闘群の一員として1月半ばにサンディエゴを出港している。
空母セオドア・ルーズベルトは、艦内でコロナ・ウィルスの感染者が多数出たために、グアムに寄港して原子炉部門以外の大多数の兵士を艦から下ろし、動きが取れなくなっている。空母戦闘群
の一員たる駆逐艦も単独で動けずに横須賀に寄港した、とみて間違いない。
ラッセルの艦内にコロナ・ウィルスの感染兵士がいるかどうかは定かではない。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)
2020-4-9|HOME|