揚陸艦アシュランド、錨泊のち横須賀入港


いつもはブルーリッジがいる9号バースに、揚陸艦アシュランドが入船で入っている(20.5.9 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


塚山公園から俯瞰した9号バースのアシュランド(5.8 木元 茂夫 撮影)

佐世保配備のドック型揚陸艦アシュランドが、5月4日夕方横須賀港に到着、防波堤内で錨泊した。翌5日に出航した空母ロナルド・レーガンを見送るように動かなかったアシュランドは、翌6日 夕方、横須賀基地9号バースに接岸した。

同じ佐世保配備のドック型輸送揚陸艦ニューオールリンズも4月29日に横須賀基地の防波堤の中まで入ってきたが、すぐに引き返して佐世保に戻っていった。
COVID−19対策なのか、以前なら簡単に接岸していた揚陸艦も、接岸を避けたり、接岸日数を減らす傾向があるようだ。

アシュランドは佐世保基地で、昨年8月から長期のメンテナンス作業を受けていた。今年の3月下旬から入・出港を繰り返し、4月27日には佐世保港口付近に戻ってきたが、入港することなく外洋に 出た。横須賀に入港する前には、相模湾でも訓練を行っていた。

今回の横須賀訪問は、定期修理明けの報告を兼ねた第7艦隊司令部詣でとも考えられるが、COVID−19対策で乗組員が上陸できない時期に、わざわざ佐世保からやってくるのだろうか?

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


9号バースに入港する前にアシュランドは防波堤の中で錨泊していた(5.6 頼 撮影)


2020-5-10|HOME|