空母レーガン直衛巡洋艦も横須賀に短時間寄港
1日12時前に入港してきた巡洋艦アンティータム
横須賀基地に空母レーガンが1日に帰港した、その2時間後に今度は直衛巡洋艦アンティータム(CG 54)が横須賀基地に入港した。
アンティータムは6月にレーガンの間近で護衛する任務に就いて以来、駆逐艦マスティン(DDG 89)とともにレーガン空母戦闘群を構成して、行動を共にしてきた。
そのマスティンが7月30日の夕方に突然横須賀に帰港し、一泊した後にすぐに出航した。レーガンの横須賀一時帰港の露払いのような動きだったが、のこるアンティータムも短期の
横須賀帰港を行った。
空母艦隊の船が入れ替わり訪問先に寄港することは、「コロナ以前」はよくあったが、コロナ以降はほとんどない。アンティータムも横須賀短期寄港をして、今回の母港への短期寄港が
空母戦闘群全体で行われることがはっきりした。
6か月以上の航海の途中で寄港するのは母港だけ、という運用が、コロナまん延防止を目指す米海軍では当分続くものとみられる。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(20.8.1 頼 撮影)
横須賀基地7号バースに接岸した巡洋艦アンティータム。後方は2時間前に帰港した空母レーガン
空母より先にバースを離れ、錨地で空母の出航を待つアンティータム(8.1 木元 茂夫 撮影)
2020-8-1|HOME|