駆逐艦バリー、トマホーク積んで横須賀出航
9月2日、ミサイルなどを積み終え、横須賀港外錨地で待機するバリー。数時間後に出港した
トマホークミサイルなどを積み込んだ駆逐艦バリーは、9月2日に横須賀港外錨地を離れ、任務航海に出かけた。
バリーは8月29日に横須賀基地マスターピア・イーストを離れて錨地に移動し、浦郷弾薬庫に保管されている対空ミサイルなどを艦の垂直発射装置(VLS)に積み込んだ。
そのミサイルのうちの何発かは、対地攻撃に使われる巡航ミサイル・トマホークだった。
自艦や空母などを空からの攻撃に対して防衛するスタンダード・ミサイルのほかに、対地攻撃ミサイルを積んだ駆逐艦は横須賀から出撃していった。
任務航海中に「敵地攻撃」を要求されたら、横須賀から出撃したバリーは、トマホークによる第一撃を担う可能性がある。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2020.9.2 頼 撮影)
トマホークなどを沖合のバリーに運んだバージYCV−16は、前日までで仕事を終え、弾薬庫の岸壁につながれていた
2020-9-6|HOME|