空母レーガン随伴駆逐艦、横須賀に戻る


横須賀基地8号バースに停泊中の駆逐艦マスティン(2020.9.18 木元 茂夫 撮影)


八面六臂の任務航海のあと、横須賀港外錨地に停泊する駆逐艦マスティン(20.9.16 木元 茂夫 撮影)

空母ロナルド・レーガンが5月5日に横須賀を出港した後、駆逐艦マスティン(DDG 89)は4日遅れて横須賀を出港した。それ以来レーガンに随伴して7月末まで空母と行動を共にしてきた マスティンは、8月初めに三陸沖から日本海を抜けて東シナ海、南シナ海に向かったレーガンとは別行動をとった。

マスティンは8月18日に台湾海峡を南向きに通過、27日には南沙諸島近海を通過する「航行の自由作戦」を行った。
その後、8月末に佐世保に短期寄港したあとマスティンは日本海に入り、9月4日から12日にかけて津軽海峡を東、西、東向きに3度通過した後13日に横須賀に戻ってきた。

台湾海峡や南シナ海では、中国に対抗して航行し、日本海から津軽海峡通過では北朝鮮、ロシアに対する示威行動を行ったマスティンは横須賀港外錨地に16日まで投錨していた。弾薬 などを積み下ろしていたと考えられる。

マスティンは9月17日には横須賀基地の8号バースに接岸している。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


2020-9-18|HOME|