横須賀に原潜連続寄港(2)

ロス級原潜シャイアン、30日に横須賀寄港


10月30日午前、横須賀本港にむかう原潜シャイアン。後方は貨物弾薬補給艦アラン・シェパード


横須賀本港に入ってきた原潜シャイアン

10月30日にロサンゼルス級原潜の最終艦シャイアン(SSN773)が横須賀基地に寄港した。28日の原潜短時間接岸に続いての寄港だ。

3月以降9月末までで、原潜が横須賀に接岸寄港したのは、キー・ウェスト(3/23、6時間)、ノース・カロライナ(6/19−20、一泊)だけだ。
10月に入ってからは接岸が増え、シカゴ(10/2−6、4泊)と合わせて3回接岸寄港となっている。

コロナ・ウィルス感染拡大を避けるために、特に艦内で感染したらクラスターに直結する原潜は、9月まで極力接岸寄港を避けていたとみられる。
10月に入って寄港が増えたのは、横須賀基地でそれなりに拡大が抑えられている、と海軍が判断したのだろうが、シカゴの4泊を除くと当日か翌日の出航となっていて、まだまだ警戒態勢が 原潜の運用を縛っている。

シャイアンは入港翌日の31日に横須賀を出港した。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(20.10.30 頼 撮影)


タグボートの力を借りて13号バースに向かうシャイアン


13号バースに着岸寸前の原潜シャイアン


2020-11-1|HOME|