駆逐艦の出入り激しい横須賀基地


2月1日に6号バースから出てドライドック5に入渠した巡洋艦アンティータム


手前から駆逐艦ベンフォルド、同マスティン。アンティータムが出た6号バースにメザシ状に並んで停泊している


駆逐艦ベンフォルドの奥のマスターピア・イーストに停泊していた駆逐艦カーティス・ウィルバーは2月2日に出港した

1月末から2月初めにかけて、横須賀基地に前進配備されている駆逐艦が入出港を重ねた。

4か月の航海を終えて1月26日に横須賀に帰港した駆逐艦ジョンSマケイン(DDG 56)は、30日に再び航海に出た。
昨年11月3日の横須賀を出港し、年末にはジョンSマケインとともに台湾海峡を通過した駆逐艦カーティス・ウィルバー(DDG 54)は、1月30日に帰港した。帰港の3日後の2月2日に、 カーティス・ウィルバーもまた航海に出た。

カーティス・ウィルバーが出港した2日には、駆逐艦マスティン(DDG 89)が帰港、ドック入りした巡洋艦アンティータム(CG 54)がいた6号バースに接岸した。マスティンは12月4日に 横須賀を離れ、台湾海峡を通過した後、12月26日に帰港、そのあと一週間ほどの航海を2度繰り返している。

2月3日には駆逐艦ベンフォルド(DDG 65)が帰港した。ベンフォルドは1月21日に出港して、25日にグアムに数時間寄港した後日本近海にもどったようだ。約2週間の航海だった。

昨年のこの時期、巡洋艦シャイローと駆逐艦バリー、ミリウスが月単位で横須賀を離れ、マスティンとマケインが短い航海を行っていた。空母の定期修理の期間中、随伴任務を離れた 戦闘艦は、航行の自由作戦などを行っているが、今年もその傾向に変わりはない。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2021.2.3 頼 撮影)


原子力空母ロナルド・レーガン艦上では、定期修理工事が進んでいる


3日前の31日には膨らんでいた工事用のテントは、空気を抜かれて甲板の一部を覆っている


2月3日12時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船
青字の1:潜水艦、2:やまぎり、3:たかなみ、4:ゆうぎり
赤字の1:アンティータム、2:バリー、3:ベンフォルド、4:マスティン、5:シャイロー
6:ミリウス、7:ブルーリッジ、8:ロナルド・レーガン、9:チャンセラーズビル


2021-2-4|HOME|