駆逐艦ラファエル・ペラルタ、横須賀基地に配備


横須賀基地マスターピア・イーストに停泊する駆逐艦ラファエル・ペラルタ(2021.2.5 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)

2月4日、駆逐艦ラファエル・ペラルタ(DDG 115)が横須賀基地に入港した。南関東防衛局から横須賀市への提供情報によれば、ラファエル・ペラルタは2月上旬に横須賀配備とのことだ。

ラファエル・ペラルタはアーレイバーク級駆逐艦の中で最も新しいクラス、フライトUAの最新鋭艦だ。
横須賀にこれまで配備されたフライトUAの駆逐艦は、弾道ミサイル防衛(BMD)システムは搭載していなかった。しかし113番以降の駆逐艦のうち5隻はBMDシステムが搭載されて いる。

ラファエル・ペラルタに搭載されているBMDシステムはバージョンが5.0で、大陸間弾道弾にも対応可能なバージョン5.1の一つ前のタイプだ。
この船と交代して本国に戻るといわれている駆逐艦ジョンSマケインのBMDバージョンが4.1だから、1世代進化した船に代わる、ということだ。

前方展開する船にはなるべく強力な船をあてる、という流れは変わっていない。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


空母の手前に重なる駆逐艦・巡洋艦。一番手前がラファエル・ペラルタ


ラファエル・ペラルタの艦番号115番(2.5 木元 茂夫 撮影)


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