ロス級原潜、横須賀入港


2月23日昼、横須賀基地に入港したロス級原潜


原潜の艦橋に潜舵が無いから、ロス級後期の原潜だ

2月23日昼、横須賀基地にロス級原潜が入港、13号バースに接岸した。原潜の接岸寄港は今年に入って初めてだ。
昨年12月中旬の原潜アナポリスの接岸寄港以来のこととなる。

3日前の2月20日に原潜アッシュビルが横須賀港外錨地に一時寄港した。昨年のアナポリスの寄港時には、接岸寄港の3日前に錨地に一時寄港している。
今回入港した原潜も、昨年12月と同じ寄港パターンをなぞっている可能性が強い。その場合、この原潜はアッシュビル(SSN 758)となる。

コロナ感染が世界的に広がっている中で、原潜の横須賀寄港も減少していた。
水上艦と比べて潜水艦の場合はいったんコロナ感染者が出た場合、さらに作戦行動が制約される。
この時点で横須賀に接岸したことは、接触感染の危険がそれほどでなくなった、と米軍司令部で見ているのかもしれない。

(RIMPEAC編集部 頼 和太郎)(2021.2.23 木元 茂夫 撮影)


定期修理中の原子力空母のうら、13号バースに向かう原潜


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