21.4.25 ヨコスカ平和船団同乗記

空母の試験航海も近い横須賀基地


下から見上げる空母の甲板は、工事関係の資機材がほとんど片付けられているようだ


空母の手前の13号バース。原子力空母の修理中に出た放射性廃棄物を積みだす貨物船が、このバースに接岸予定だ

4月25日にヨコスカ平和船団のボートとヨットの2隻が横須賀港内を走った。

原子力空母ロナルド・レーガン、指揮艦ブルーリッジのほか、巡洋艦3隻、駆逐艦5隻が横須賀基地に停泊していた。
横須賀常駐駆逐艦バリー、マスティン、ラファエル・ペラルタの3隻は横須賀を離れている。東シナ海、南シナ海などに出ている可能性が高い。
原子炉のメンテナンスで発生した放射性廃棄物を米本国に運ぶ貨物船が、昨年はコロナの影響で来なかったが、今年は5月3日に空母から貨物船に移す、と横須賀市が発表している。


横須賀港沖の錨地に停泊していた貨物弾薬補給艦


横須賀本港の隣の長浦港入り口にある米軍浦郷弾薬庫に並ぶミサイル。一目で3〜40本はある

この日、米海軍の大型補給艦アメリア・アーハートが、沖合の錨地に停泊していた。今回、浦郷弾薬庫からミサイルを積み込んだかどうかは不明だが、このタイプの補給艦は、各地に 散らばる弾薬庫の間での弾薬などの移送も行う。
浦郷弾薬庫の弾薬置き場には、数十基のミサイル・キャニスターが積み上げられていた。一つの山のキャニスターには「液体燃料ロケット」の文字があった。中身はトマホーク巡航 ミサイルだ。もう一つの山にはスタンダード(中距離)の略号が。対空ミサイルが入っている。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(21.4.25 頼 撮影)


海自の吉倉桟橋には、イージス艦まや、きりしま、補給艦ときわなどがいた


横須賀基地の中を海上デモする平和船団ヨット「おむすび丸」。後続のモーターボート「コスモ・アイランダーズ」から写す


ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ!ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んで下さい。 毎月最後の日曜日に平和船団の船が軍港を走ります。


2021-4-27|HOME|