原子力空母レーガン、定期修理後初の出港


11日11時過ぎに動き出した空母ロナルド・レーガン(21.5.11 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


横須賀基地12号バースから出てきた空母レーガン(5.11 木元 茂夫 撮影)


横須賀本港から出て横須賀航路を沖に向かう空母レーガン(5.11 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)

横須賀基地で定期修理を受けていた原子力空母ロナルド・レーガンが、5月11日11時過ぎに横須賀基地12号バースを離れた。

5月4日に、定期修理で排出された放射性廃棄物がレーガンの艦内から運び出された。空母の定期修理を終えての試験航海は、放射性廃棄物搬出の1週間後となった。

定期修理後の試験航海は、2020年は10日間だった。これは長いほうで、19年は5日間、18年は6日間となっていた。

空母艦載機がレーガンに載るための事前訓練のFCLPは、15日まで硫黄島で行われる予定だ。その後、艦載機を空母に載せる。定期修理の内容にもよるが、今回は昨年のような 10日間の航海ではなく、もっと短い期間で試験航海を終えて横須賀にいったん戻ってくるのではないか。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


横須賀航路から浦賀水道に入った空母レーガン。猿島沖にかかるところ(5.11 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


金田湾沖合の浦賀水道を南下する空母レーガン(5.11 川辺 多恵子 撮影)


2021-5-11|HOME|