試験航海の原子力空母、横須賀に戻る


観音崎を回って姿を現した原子力空母ロナルド・レーガン


観音崎から横須賀基地に向かったMH60ヘリ。星3つのマークが操縦席横に張られている


横須賀航路をたどり、横須賀本港を目指すロナルド・レーガン

5月16日、原子力空母ロナルド・レーガンが横須賀基地に戻ってきた。レーガンは11日に定期修理終了後の試験航海に出ていた。

予定より30分ほど早く浦賀水道に入った空母レーガンの艦上にはちらほらと兵士がみえるだけだ。
空母が観音崎を回ったころに、海軍のMH60ヘリの爆音が聞こえ、横須賀基地に向かって飛んで行った。ヘリの側面にスリースターのマークが張り付けられていた。海軍中将が乗って いることを示している。
第7艦隊司令官が空母から横須賀基地に戻るための飛行だろう。

ロナルド・レーガンは横須賀本港に入ってくると、タグボートの力を借りて180度回頭し、バックでゆっくりと12号バースに接近していった。バースに固定されたのは12時ころ だった。

12号バースには、作業用の車両やボックスが並んでいたが、昨年と同様に白い大型バスが2台、空母の到着を待っているのが気になった。コロナ関連で隔離のために用意されたバスの可能性は ないのだろうか。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(21.5.16 頼 撮影)


横須賀本港に入ってきたロナルド・レーガン


横須賀本港中央で回頭して、後進で12号バースに接近するロナルド・レーガン


12号バースで空母の着岸を待つ大型バス2台


2021-5-16|HOME|