佐世保の掃海艦、横須賀寄港


横須賀基地13号バースに着岸したばかりの掃海艦パトリオット(2021.6.16 頼 撮影)

米海軍佐世保基地に配備されている掃海艦パトリオット(MCM 7)が6月16日午前に横須賀基地に寄港、13号バースに接岸した。

パトリオットは6月1日に佐世保を出港、日本海に入り、北東に進んで津軽半島を回って11日に陸奥湾に入った。12日には陸奥湾を出て下北半島を回って太平洋に出て、三陸沖を 南下して16日に東京湾に入った。

日本海から津軽海峡にかけての海域は、このところ米海軍関係の船がよく通過している。5月中旬に、海洋調査船シー・ベンチャーが日本海を航行しああと横浜ノースドックに寄港した。
5月下旬には救難艦サルボアがノースドックから太平洋に出て北上し、津軽海峡を抜けて日本海にでている。

わざわざ日本海を回って佐世保から横須賀に来たパトリオットの動きも併せて、調査艦などを集中的に日本海に送り込む動きが目立ってきた。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


2021-6-17|HOME|