原潜オクラホマシティー、横須賀寄港
横須賀基地13号バースに着岸したばかりの原潜オクラホマシティー。着岸作業が続いている(2021.6.22 木元 茂夫 撮影)
6月22日午前、原潜オクラホマシティー(SSN 723)が横須賀基地13号バースに寄港した。
オクラホマシティーはロサンゼルス級(前期)原潜で、母港はグアム。横須賀基地への寄港回数は多いほうで、2011年の初寄港以来、今回で9回目となる(うち、沖合一時寄港が
2回)
空母レーガンがインド洋に入った後での今回の寄港は、空母艦隊の海中での護衛任務ではなく、別の任務、南シナ海や黄海、日本海などのパトロールの可能性がある。
今年に入ってからの横須賀基地への原潜の接岸寄港は、4月のスプリングフィールド、5月のアッシュビル、ジェファーソンシティ、そして今回と、4月以降に集中している。
米海軍の中でのワクチン接種が進んできたために、艦内で感染が広がると逃げ場がない原潜の運用も「コロナ前」のペースに近づきつつあるのだろう。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)
2021-6-24|HOME|