燃料補給艦ビッグホーン、横浜三菱ドック入り


横須賀港外錨地に泊まっている米海軍大型燃料補給艦ビッグホーン


沖合停泊中のビッグホーン。手前は空母が出港して留守の横須賀基地

6月24日朝、米海軍燃料補給艦ビッグホーン(T-AO 198)が、横浜港の三菱重工横浜製作所の岸壁に接岸した。

ビッグホーンは佐世保を20日に出港、23日朝に横須賀港外錨地にやってきた。ほぼ1日錨泊したあと、24日朝に横須賀を離れ、横浜港に向かった。

三菱重工横浜製作所の岸壁には、昨年10月に同型の燃料補給艦ラパハナック(T-AO 204)が接岸し、今年の3月末まで修理を受けていた。
同じ三菱重工横浜製作所の岸壁では、2019年4月から5月に、横須賀配備の駆逐艦ミリウス(DDG 69)が接岸して、緊急修理を受けている。三菱横浜での米海軍大型艦の修理は3度目と なる。

横須賀基地の6号ドックが空いているにもかかわらず、今回また燃料補給艦が三菱横浜にドック入りした。横須賀基地の近くで軍用艦船を民間会社で修理する実績が積み重ねられ、自衛隊 だけではなく民間の会社までが日米複合の基地機能強化に加わってきている。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(2021.6.23 頼 撮影)


2021-6-24|HOME|