横須賀母港となる2隻の駆逐艦、ハワイ経由で到着
横須賀基地6号バースに着岸した駆逐艦ハワード(左)。右は7号バースにいるカーティス・ウィルバー
ヒギンズ到着前の横須賀基地。左端がジョンSマケイン、右にハワード、カーティス・ウィルバー、バリー、ラファエル・ペラルタのマストが見える
(2021.8.16 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)
8月16日午前、サンディエゴから母港チェンジする駆逐艦ハワード(DDG 83)とヒギンズ(DDG 76)が、約2時間の時間差で横須賀基地に入港した。ハワードが先行して6号バースに入り、ヒギ
ンズがハワードの舷側に泊まった。
2隻はサンディエゴは別々に出たが、ハワイ・パールハーバーで8月2日から6日まで滞在し、連れ立って横須賀に「赴任」した。前方展開で横須賀に2隻同時に到着するのは初めて
のことだろう。
横須賀からは駆逐艦マスティンが本土に戻り、またジョンSマケインが近く横須賀を離れる、と言われている。今回の2隻の横須賀到着で、横須賀母港の艦船の数は変わらないことに
なるが、マスティンが去った時に駆逐艦ラルフ・ジョンソン(DDG 114)が代わりに配備される、との報道もあった。
もし誤報でなければ、横須賀母港の駆逐艦が一隻ふえることになる。横須賀基地がさらに強化されることになる。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)
横須賀基地6号バースに並ぶヒギンズ(76)とハワード(83)。米軍写真報道サイトdvidsより。
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