原子力空母カールヴィンソン横須賀出港



12号バースを離れたカールヴィンソン

31日17時半ころ、原子力空母カールヴィンソンが横須賀基地を出寄港した。当初の予定より9時間ほど遅れた出港だった。
出港時には夕闇がせまり、空母が浦賀水道に入るころには横須賀基地の照明も、対岸の房総の工業地帯の明かりもつけられていた。





横須賀本港から横須賀航路に向かい、右にターンするカールヴィンソン

カールヴィンソンは8月28日に入港した。3泊4日の横須賀寄港だった。
寄港時に飛行甲板上に並べられた艦載機は、少し並べ方が違っていた。F35Cはホーネットの中に包み込まれるように置かれていた。

空母入港の2日前に寄港した巡洋艦レイク・シャンプレーンと空母の直前に寄港した駆逐艦ストックデールの2隻の随伴艦は、空母が出港するまで横須賀を離れていない。
空母の護衛はほかの随伴艦に任せたのか、それとも最初の予定では45分前に、空母の出航が遅れて結果的には10時間前に横須賀を離れた海自ヘリ空母「いずも」が日本近海での空母 護衛を行うのか。
カールヴィンソン出港後の随伴艦の動きとともに気になるところだ。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(21.8.31 頼 撮影)


浦賀水道入り口に向かうカールヴィンソン。艦内の格納甲板から明かりが漏れている


浦賀水道を南下するカールヴィンソン。後ろは君津の工業地帯の灯


2021-9-1|HOME|