英空母随伴艦の米軍駆逐艦、横須賀入港


クイーン・エリザベスに随伴する米軍駆逐艦ザ・サリバンズが横須賀に向かい浦賀水道を北上。横浜から出てきた音響測定艦とすれ違った。


浦賀水道から横須賀航路に入ってきたザ・サリバンズ。

英空母クイーン・エリザベスが横須賀基地を出港した9月8日、この空母の随伴艦・米軍駆逐艦ザ・サリバンズ(DDG 68)が入れ替わりに横須賀基地に寄港した。

ザ・サリバンズは母港がフロリダ州メイポートで、大西洋艦隊に属していたが、この4月にクイーン・エリザベス空母打撃部隊の一員としてフロリダを離れた。
クイーン・エリザベスとともに地中海、スエズ運河、インド洋、南シナ海と進んできた。8月前半に一週間グアムに寄港したのち、クイーン・エリザベスやオランダ軍フリゲイト、 英軍補給艦が横須賀寄港中は日本近海にいて、空母が海自艦船や空自の戦闘機などと合同演習を行うために横須賀を離れた日に入港してきた。

横須賀入港に際してザ・サリバンズは、特大の旗を艦橋に掲げ、まるで横須賀に新配備される艦のように入ってきた。普段、大西洋を担当海域とする船が、イギリス空母の護衛で太平洋に やってきて、初めて寄港する横須賀基地に「威勢」をしめしたのだろうか? ザ・サリバンズは、横須賀基地マスターピア・ウェストに夕刻に接岸した。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(21.9.8 頼 撮影)


横須賀本港に入ってきたザ・サリバンズ。大きな旗が目立つ。


マスターピア・ウェストに接岸するザ・サリバンズ


2021-9-9|HOME|