クイーン・エリザベス横須賀出港、「いせ」が従う




横須賀基地から出港するクイーン・エリザベス。飛行甲板上の艦載機を若干並べ替えている。

9月8日、英空母クイーン・エリザベスが横須賀基地を出港した。

予定の時刻にゆっくり動き出した空母の飛行甲板には、入港時と同じ艦載機(F35B、ヘリ)が、少し動かされてはいたがほとんど変わらずに並んでいた。

クイーン・エリザベス出港の前に、海自の桟橋から錨地に移動して待機していた護衛艦いせが、クイーン・エリザベスの通過後に動き出して、浦賀水道をともに南下していった。

防衛省は、クイーン・エリザベス戦闘群と海自護衛艦「いせ」、「いずも」や空自のF−35A、E−767などが、8日、9日に関東東方海上で日英米蘭加共同訓練を行う、と発表して いる。
英空母と「いせ」は連れ立って合同演習に向かった、ということになる。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(21.9.8 頼 撮影)



錨地でクイーン・エリザベスの出港を待っていた海自ヘリ空母「いせ」が、すぐ後ろについて浦賀水道を南下していった


2021-9-8|HOME|