新配備駆逐艦ハワードも横須賀基地出港
相模湾で訓練中の駆逐艦ハワード。バックは伊豆の連山
相模湾で訓練中の駆逐艦ハワードから、艦載ヘリが飛び立った(21.9.19 頼 撮影)
2隻同時に横須賀基地に配備された駆逐艦ヒギンズ(DDG 76)とハワード(DDG 83)のうち、ヒギンズは9月16日に出港して21日には佐世保に寄港した。
もう一隻の駆逐艦ハワードも18日に出港、相模湾で長い間訓練をしていたが、23日昼に相模湾を出て大島方面に向かった。8月15日に横須賀にやってきた新配備の駆逐艦が、
2隻とも動き出した。
2隻が横須賀から動き出す間に、駆逐艦ジョンSマケインがホームポート・チェンジのために17日に横須賀基地を離れ、エヴァレットに向かった。交代で横須賀に配備される駆逐艦は
ラルフ・ジョンソン(DDG 114)だと、米国のメディアが伝えている。
ヒギンズ、マケイン、ハワードの順に岸壁を離れて、横須賀基地7号バースは空になった。
マスターピアに停泊して艦橋に足場を組むなど、修理モードだった外来駆逐艦ザ・サリバンズでは、足場も外されてもう少しで表面的には片付けも終わるように見える。クイーン・
エリザベスの随伴艦として横須賀を離れるのも近いのかもしれない。
ただ艦首喫水あたりの塗装が剥離したような「キズ」はそのままになっている。
(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)
9月15日の時点で6号バースに3連で停泊する駆逐艦。手前からジョンSマケイン、ヒギンズ、ハワード。7号バースには巡洋艦チャンセラーズビル(頼 撮影)
9月22日の6号バースは、駆逐艦3隻が出払っていた。7号バースの巡洋艦チャンセラーズビルは動いていない(頼 撮影)
修理用の足場が外れた駆逐艦ザ・サリバンズ。若干片付けが残っている(9.22 頼 撮影)
2021-9-23|HOME|