米沿岸警備隊大型カッター、今月２度目の横須賀寄港

横須賀基地１３号バースに停泊するバーソルフ(21.9.28 木元 撮影)


２９日も停泊を続けるバーソルフ(9.29 頼 撮影)

米沿岸警備隊カッター、バーソルフ(WMSL 750)が９月２８日夕方に横須賀基地１３号バースに接岸した。

バーソルフは９月７日から１０日に横須賀に寄港していて、今月２回目の寄港となる。

８月２０日から５日間、同型のマンロー(WMSL 755)が佐世保に寄港していて、３０００トンクラスのこのタイプのカッターの寄港が目立つ。

大きさで比べると、駆逐艦より一回り小さなフリゲートよりさらに小さいが、57mm単装速射砲を備えていて、民間の船舶を制圧するのに十分な装備を持っている。
北朝鮮のせどりの監視などには駆逐艦よりもつかいやすい戦闘艦ともいえる。

接岸している１３号バースは原潜入港時に使用するバースだ。今回の寄港でも上旬の寄港と同様にそれほど長い期間は停泊せずに、また海に出ていくと思われる。

（ＲＩＭＰＥＡＣＥ編集部　頼 和太郎）

９月７日に横須賀基地に寄港したバーソルフ(21.9.7 木元 撮影)