原潜ミズーリ、横須賀初寄港


13号バースに停泊中の原潜ミズーリ。乗組員が並び、「バケツリレー」方式で搬出作業をしているように見える。

1月10日、原子力潜水艦ミズーリ(SSN 780)が横須賀基地に入港し、13号バースに接岸した。

ミズーリの横須賀寄港は今回が初めてだ。
ミズーリは今回、昨年9月からの西太平洋での任務航海の途中で寄港したもので、寄港目的は休養・補給・メンテナンスだ。

ミズーリはバージニア級攻撃型原子力潜水艦の7番艦で、2010年に就役した。就役後はコネチカット州のニューロンドン潜水艦基地を母港にしていたが太平洋艦隊に配置換えになり、2018年にパールハーバーに母港を移動した。

西太平洋で任務航海に就いたのは、パールハーバーに母港を移してから今回が初めてのことだ。

原潜の横須賀帰港は、ミズーリが今年最初で、横須賀に原潜がやってきたのは昨年9月以来のことだ。
横須賀基地には、原子力空母ロナルド・レーガンが昨年10月16日から停泊中だ。これで東京湾に日本政府の安全審査を受けていない原子炉が3つ浮かぶことになった。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)(2022.1.11 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


2022-1-14|HOME|