佐世保母港の掃海艦、横須賀に寄港


横須賀基地の13号バースに停泊する掃海艦ウォーリアー。後ろに見えるのは、12号バースで定期修理中の原子力空母ロナルド・レーガン。(2022.3.27 星野 撮影)

3月25日、佐世保を母港とする掃海艦ウォーリアー(WARRIOR MCM10)が横須賀に入港し、13号バースに接岸した。

ウォーリアーは、3月13日頃に同型の掃海艦チーフ(CHIEF MCM14)とともに佐世保を出港している。

1993年に就役し、2013年3月から佐世保を母港としている掃海艦ウォーリアーだが、横須賀に入港したのは記録を見る限りは今回が初めてのようだ。
しかし、佐世保を母港とする4隻の掃海艦のうち、ウォーリアー以外の3隻はいずれも横須賀に寄港したことがある。最近では、2021年6月にパトリオット(PATRIOT MCM7)が13号バースに5日間滞在している。

米軍の掃海艦は日本の沿岸で海上自衛隊との共同機雷戦演習を頻繁に実施しており、ウォーリアーも、昨年は少なくとも6月に陸奥湾で行われた日米共同演習と11月に日向灘で行われた日米共同演習に参加している。
今回のウォーリアーの横須賀入港も、何らかの演習の実施と関連しているのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


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