原潜キー・ウエスト、横須賀にまた寄港
9月14日の夜になっても13号バースに停泊を続ける原潜キー・ウエスト
青い丸で囲んだところに原潜キー・ウエストの後舵が見える。赤い丸で囲んだところには艦橋がある
9月14日の午前中に、ロサンゼルス級攻撃型原子力潜水艦キー・ウエスト(KEY WEST SSN 722)が横須賀基地に入港し、13号バースに接岸した。
キー・ウエストは、先月、8月15日から17日にかけても横須賀に寄港している。
横須賀市が、外務省から9月13日に入港通知があったとして入港当日の9月14日になってから発表した内容によると、今回の寄港の目的は「病人の移送」なのだという。
しかし、14日の夜になってもキー・ウエストは13号バースに停泊し続けていた。どうやら、病人を一人降ろして短時間で出ていく、ということではなかったようだ。
病人は何人いるのだろうか。どのような病気なのだろうか。気になるところだ。
「病人の移送」という目的が事実であるならば、人道上の措置ということなのかもしれない。しかし、原子力空母ロナルド・レーガンが出港してからわずか二日後に、横須賀に原子力艦船、浮かぶ原子炉が入ってきた、ということも事実だ。
原子力艦船の横須賀寄港は、今年14回目となった。
原潜の横須賀寄港は、先月のキー・ウエスト以来のことで、今年は、のべ11回目だ。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)(22.9.14 星野 撮影)
2022-9-15HOME|