原潜ノースカロライナ、横須賀寄港


1月5日、原潜ノースカロライナ入港直後の横須賀基地。赤丸で囲んだところに、13号バースに接岸したノースカロライナの後舵が見える(24.1.5 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


1月5日の午前10時台、ヴァージニア級の原子力潜水艦ノースカロライナ(NORTH CAROLINA SSN 777)が横須賀基地に入港し、13号バースに停泊した。
約5日間の滞在の後、ノースカロライナは1月10日に出港した。
寄港の目的は「休養・補給・維持」という発表だった。

ノースカロライナの横須賀寄港は、2022年6月19日から20日にかけて以来のことだ。
しかし、昨年9月11日と11月28日には、ホワイトビーチ沖に現れている。

パールハーバーを母港とするノースカロライナは、昨年7月に母港を出港した後、7月後半から8月前半頃まではオーストラリア周辺にいたようだ。

7月22日には原子力空母ロナルド・レーガンやオーストラリアのフリゲート艦などとの艦隊写真撮影を行い、8月4日から11日にかけてはオーストラリアのガーデンアイランド海軍基地に寄港している。

その後は、既に述べたように昨年9月11日と11月28日にホワイトビーチに現れているが、それ以外の足取りは不明だ。

ノースカロライナの寄港が、横須賀への今年最初の原潜寄港となってしまった。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


2024-1-14|HOME|