海洋調査船マリー・シアーズ、横須賀寄港


2月12日から16日にかけて横須賀基地の13号バースに滞在した海洋調査船マリー・シアーズ(24.2.14 星野 撮影)


マリー・シアーズの隣の12号バースでは、原子力空母ロナルド・レーガンの定期修理が行われている(24.2.14 星野 撮影)


2月16日、出港当日のマリー・シアーズ(24.2.16 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


2月12日の朝から16日の午後にかけて、米海軍パスファインダー級海洋調査船マリー・シアーズ(MARY SEARS T-AGS 65)が横須賀基地に寄港し、13号バースに滞在した。

マリー・シアーズは、12月29日から1月17日まで、横浜ノースドックに入港していた。
1月17日の横浜出港から2月12日の横須賀寄港までの間に別の港に入ったという情報は、今のところない。

日本列島周辺では、横浜ノースドックがパスファインダー級海洋調査船の主要な寄港拠点となっており、観測機器を入れるためのものとみられるコンテナなども、普段から保管されている。
他方、パスファインダー級海洋調査船が横須賀に寄港するのは珍しいことだ。ただし、全く無いことでもない。

マリー・シアーズが前回横須賀に寄港したのは、2022年10月17日から21日にかけてのことのようだ。この時は12号バースに停泊し、米太平洋艦隊HPの記事によれば、第7艦隊の気象・海洋担当部門や第7潜水艦群(Submarine Group (CSG) 7)/第74任務部隊(Task Force (CTF) 74)のスタッフによる視察が行われた。

では、今回、マリー・シアーズが横浜ではなく横須賀に寄港したのはなぜだったのだろうか。
やはり、何らかの研修や視察などが行われたのだろうか。それとも、横須賀でなければ積み降ろしできないものがあったのだろうか。あるいは、横浜ノースドックに多くの艦船が停泊していて、接岸スペースが少し手狭になっていたからだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


2022年10月20日、横須賀基地の12号バースに停泊するマリー・シアーズ。灰色の軍艦の向こうに、マリー・シアーズの白い船体の上部が見える(22.10.20 星野 撮影)


2022年10月20日、マリー・シアーズの船上でスタッフから説明を受ける海軍兵士たち
米軍画像サイトDVIDS記事「CSG-7 Sailors Tour Oceanographic Survey Ship USNS Mary Sears [Image 8 of 9]」より引用
https://www.dvidshub.net/image/7471626/csg-7-sailors-tour-oceanographic-survey-ship-usns-mary-sears


2024-2-28|HOME|