原潜シャルロット、横須賀寄港


3月6日、横須賀基地の13号バースに入港した原潜シャルロット(24.3.6 木元茂夫 撮影)


攻撃型原潜シャルロットの全長は、約110メートル。後方に見えるのは、原子力空母ロナルド・レーガンだ(24.3.6 木元茂夫 撮影)


3月6日、ロサンゼルス級攻撃型原子力潜水艦シャルロット(CHARLOTTE SSN 766)が横須賀基地に入港し、13号バースに接岸した。

発表された寄港の目的は「休養・補給・維持」だ。
今年の、横須賀への原潜の寄港は、1月5日から10日にかけて13号バースに滞在したヴァージニア級のノースカロライナ(NORTH CAROLINA SSN 777)に次いで2隻目だ。

シャルロットは、昨年11月半ばに母港のパールハーバーから任務航海に出発した。
その後、11月29日に乗員を降ろすため再びパールハーバーに立ち寄り、1月12日の朝にも、病人を降ろすために沖縄のホワイトビーチ沖に短時間沖泊まりした。
東アジアの海域で活動しているということだろう。

シャルロットが接岸した13号バースの隣では、昨年11月19日に帰港した原子力空母ロナルド・レーガン(RONALD REAGAN CVN 76)が定期修理を行っている。
シャルロットの13号バース接岸で、東京湾内のごく狭い地域の中に、日本政府による安全審査すら行われない原子炉が3基、密集して浮いていることになった。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


シャルロットの後舵とシェルが見える。手前は定期修理中の原子力空母ロナルド・レーガンだ(24.3.6 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


2024-3-7|HOME|