24.6.30 ヨコスカ平和船団同乗記

母港艦の半数以上が不在の米軍横須賀基地


ピース旗が軍港を行く(24.6.30 星野 撮影)


新桟橋に停泊する駆逐艦シャウプ。1月から行っていた大規模工事は終わりに近づいているようだ(24.6.30 星野 撮影)


シャウプの煙突の横には、新たにCTF-70(Commander Task Force 70:第70任務部隊)のエンブレムが取り付けられていた(24.6.30 星野 撮影)


今回の大規模工事の前にシャウプの煙突に付いていたのは、第15駆逐戦隊のエンブレムだった(24.1.28 星野 撮影)


ハーバー・マスター・ピア西側(HMP-W)に停泊する駆逐艦ラルフ・ジョンソン(24.6.30 星野 撮影)


ハーバー・マスター・ピア東側(HMP-E)の駆逐艦マッキャンベル(24.6.30 星野 撮影)


7号バースに駆逐艦ミリウス(24.6.30 星野 撮影)


5月から8号バースに停泊する駆逐艦デューイ(24.6.30 星野 撮影)


6号ドックで大規模工事を行う駆逐艦ジョン・フィン(24.6.30 星野 撮影)


空っぽになっている12号バース(原子力空母が停泊するバース)(24.6.30 星野 撮影)

6月30日、ヨコスカ平和船団のボートとヨットが横須賀の軍港を走った。

横須賀を母港にしている米艦13隻のうち、この日在港していたのは、いずれも駆逐艦のシャウプ(SHOUP DDG 86)、ラルフ・ジョンソン(RALPH JOHNSON DDG 114)、マッキャンベル(MCCAMPBELL DDG 85)、ミリウス(MILIUS DDG 69)、デューイ(DEWEY DDG 105)、ジョン・フィン(JOHN FINN DDG 113)の6隻だった。

このうち、シャウプは、今年1月から新桟橋で大規模な工事を行っていたが、工事は終わりに近づいているように見えた。

ラルフ・ジョンソンは6月後半まで任務航海に就いていて、6月24日に横須賀軍港に戻ってきた。

マッキャンベルは、6月17日に横須賀に戻って来たが、その前の6月4日には韓国の東海(DONGHAE)港に寄港している。

ミリウスは昨年7月から今年2月までの長期間、6号ドックで大規模工事を行っていた駆逐艦だ。6月は3日に横須賀を出港して、7日から8日にかけて佐世保に寄港している。 12日と14日にも短時間、佐世保に立ち寄った模様だ。
その後、6月22日に横須賀に戻ってきた。

デューイは5月10日から8号バースに停泊を続けている。

4月に6号ドックに入ったジョン・フィンは、大規模工事が続いている。

ところで、既に5月15日に横須賀を出港し、今年後半には米本国に帰って大規模工事を行う予定の原子力空母ロナルド・レーガン(RONALD REAGAN CVN 76)は、バリアントシールド演習などに参加した後、6月19日から22日にかけてグアムのアプラ港に寄港した。
そしてグアム出港後、7月前半には既にハワイ方面に達した模様だ。

バリアントシールド演習で行われたレーガンを中心とするPHOTOEX(艦隊の記念写真撮影訓練)に、横須賀を母港とする米艦では、第7艦隊旗艦の揚陸指揮艦ブルーリッジ(BLUE RIDGE LCC 19)、巡洋艦ロバート・スモールズ(ROBERT SMALLS CG 62)、駆逐艦ヒギンズ(HIGGINS DDG 76)、ラファエル・ペラルタ(RAFAEL PERALTA DDG 115)も参加した。

しかし、その後、ハワイ方面までレーガンに随行したのは、上記の艦船の中ではロバート・スモールズだけのようだ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


平和船団に近づいてきた米軍ポリス艇(24.6.30 星野 撮影)


機銃を取り付けていて、威嚇するかのようにむき出しにしている(24.6.30 星野 撮影)


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