仏フリゲート艦、またもや横須賀に


8月24日の朝、横須賀基地にまたもや入港するフランス海軍フリゲート艦、ブルターニュ(24.8.24 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


接岸したのは、8月4日から11日まで滞在した時と同じ新桟橋だった(24.8.24 星野 撮影)

8月11日に横須賀を出港したあと、8月14日の朝になって横須賀基地の沖合に現れてその日のうちに姿を消したと見られるフランスのフリゲート艦ブルターニュ(FS BRETAGNE D 655)が、8月24日にまたもや横須賀に入港した。

接岸したのは、8月4日から11日まで停泊していたのと同じ、米海軍横須賀基地の新桟橋だ。
相変わらず東アジア周辺の海域で活動を続けていたのだろうが、8月24日の入港の理由について、とくに発表はされていないようだ。

8月24日の入港当日には、高所作業車がブルターニュの横に停車して、マスト周辺で何事かをやっていたようだが、入港に合わせて何らかのメンテナンス作業を行ったということだろうか。
とはいえ、これが入港の唯一の目的というわけではなかっただろう。

今回、8月24日に入港したブルターニュは、8月27日になって海上自衛隊やイタリア、ドイツの艦船と列をなすように出港していったのだが、実はこの、他国の艦船とともに一斉に出港する「絵」を作るということ自体が、今回の入港の、少なくとも主要な目的の一つだったのではないだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


8月24日の入港当日、高所作業車がマストのあたりで何か作業をしていた(24.8.24 星野 撮影)


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