25.2.23 ヨコスカ平和船団同乗記

原子力空母の定期修理中の横須賀基地


軍港を行くピース旗。向こうに見える黒い船体は、米軍基地に停泊する海自潜水艦(25.2.23 星野 撮影)






12号バースで定期修理工事中の原子力空母ジョージ・ワシントン(25.2.23 星野 撮影)


新桟橋で大規模な工事を行っていた駆逐艦ラファエル・ペラルタ(25.2.23 星野 撮影)


ハーバー・マスターピア西側(HMP-W)に駆逐艦マッキャンベル(25.2.23 星野 撮影)


ハーバー・マスターピア東側(HMP-E)に駆逐艦ベンフォールド(左)とヒギンズ(右)が。ベンフォールドは本国に帰るとの報道があったが、まだ横須賀にいる(25.2.23 星野 撮影)


6号バースに並ぶ駆逐艦ジョン・フィン(右)、ハワード(中)、巡洋艦ロバート・スモールズ(左)(25.2.23 星野 撮影)


7号バースに駆逐艦プレブル(DDG 88)(25.2.23 星野 撮影)


8号バースには駆逐艦シャウプ、9号バースには第7艦隊旗艦の揚陸指揮艦ブルーリッジ(25.2.23 星野 撮影)

2月23日、ヨコスカ平和船団のヨットとボートが横須賀基地の港を走った。

この日、米海軍横須賀基地には、現時点で横須賀を母港としている米軍艦14隻のうち、11隻が滞在していた。

12号バースに停泊する原子力空母ジョージ・ワシントン(GEORGE WASHINGTON CVN 73)では、大規模な定期整備工事が続けられていた。
前月、1月26日に平和船団に同乗した際には、横須賀を出て短期間の任務航海に就いていて不在だった第7艦隊旗艦の揚陸指揮艦ブルーリッジ(BLUE RIDGE LCC 19)は「定位置」の9号バースに停泊していた。

駆逐艦プレブル(PREBLE DDG 88)も7号バースに停泊していたが、昨年10月にこのプレブルが新たに横須賀に配備された際、交代して米本国に帰ることが報道されたはずの駆逐艦ベンフォールド(BENFOLD DDG 65)も、それからはや4ヶ月以上が経過した2月23日になってもまだ横須賀に居座っている。
それによって少なくともこの4ヶ月間は、実質的に横須賀を母港とする米艦が1隻増えた状態が続いている。この状態をいつまで続けるつもりなのだろうか。

なお、2月23日に不在だったのは、駆逐艦ミリウス(MILIUS DDG 69)、デューイ(DEWEY DDG 105)、ラルフ・ジョンソン(RALPH JOHNSON DDG 114)の3隻だった。
ミリウスはこの日、フィリピンのスービックに滞在していたようだ。
デューイは、前日の2月22日までインドネシア海軍主催の多国間合同軍事演習「コモド2025」に参加した後、23日にはカリマタ海峡を通過していた模様だ。なお、「コモド2025」には海自の護衛艦「あさひ」も参加している。
ラルフ・ジョンソンは2月23日、佐世保で燃料補給を受けていたようだ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


13号バースに接岸している、2月17日に搬入されたばかりの最新宿泊バージYRBM-57と、その対岸にいる超古参の宿泊・修理バージYRB-30(25.2.23 星野 撮影)


こちらは宿泊バージAPL-67(25.2.23 星野 撮影)


2月21日に岩国基地を発って23日の朝に横須賀沖の錨地にやって来た、米軍御用達のタンカー、レッドウッド・トレーダー。
翌24日に米軍貯油施設のある吾妻島に接岸した(24.10.27 星野 撮影)


こちらも米軍御用達のタンカー、SLNCパックス。この日の午前に吾妻島に接岸した。翌2月24日の朝には吾妻島を出て、
その後、ミクロネシアのクワジェリンにある米軍基地に向かった(25.2.23 星野 撮影)


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