原潜、横須賀に今年初寄港


3月18日、タグボートに引っ張られて13号バースから離岸する原潜アレキサンドリア(25.3.18 木元茂夫 撮影)



横須賀軍港を出るアレキサンドリア(25.3.18 木元茂夫 撮影)

3月18日、横須賀基地にロサンゼルス級攻撃型原潜アレキサンドリア(ALEXANDRIA SSN 757)が寄港した。
外務省からの横須賀市への通知によれば、寄港目的は「休養・補給・維持」。
13号バースに接岸したものの、4時間に満たない滞在で、14時過ぎには再び出港していった。

原潜の横須賀基地への寄港は今年初のことで、アレキサンドリアの横須賀寄港は、2022年4月18日から20日にかけて滞在して以来のことだ。

アレキサンドリアは昨年10月10日に母港のサンディエゴを出港し、グアムを経由して西太平洋、東アジアの海域にやって来た。
昨年11月24日から29日にかけて沖縄のホワイトビーチの海軍桟橋に滞在し、12月29日にもホワイトビーチで短時間沖泊まりした。
今年になってからもホワイトビーチに1月29日と3月13日に短時間沖泊まりで寄港した。1月29日の寄港は人員移送が目的だったようだ。
佐世保にも2月6日と17日に寄港した。その間、2月10日から15日にかけて韓国のプサンに滞在している。
日韓の港への頻繁な寄港だ。

既に述べたように原潜の横須賀への寄港は、3月18日のアレキサンドリアが今年初めてだったが、ホワイトビーチには頻繁な寄港が続いている。
今年に入ってからの入港状況を見るとアレキサンドリア以外に、ロサンゼルス級原潜のコロンビア(COLUMBIA SSN 771)が1月20日、1月23日、2月10日、2月18日に寄港し、3月18日には同じくロサンゼルス級のアナポリス(ANNAPOLIS SSN 760)が寄港している。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


関連は不明だが、アレキサンドリアが横須賀を出て行った時間帯の沖合の錨地には、海自のもがみ型護衛艦が静止していた(25.3.18 星野 撮影)

2025-3-20|HOME|