原子力空母の試験航海出港直後の横須賀基地
横須賀基地を行くピース旗(25.5.25 星野 撮影)
5号ドックで駆逐艦ハワードの大規模工事が行われている。ドックの入り口には宿泊バージのAPL-67が停泊している(25.5.25 星野 撮影)
ハーバー・マスター・ピア西側(HMP-W)では駆逐艦マッキャンベルの工事が行われている(25.5.25 星野 撮影)
ハーバー・マスター・ピア東側(HMP-E)に停泊する駆逐艦シャウプ(25.5.25 星野 撮影)
7号バースには巡洋艦ロバート・スモールズが停泊していた(25.5.25 星野 撮影)
駆逐艦ヒギンズが8号バースからまさに出港するところだった(25.5.25 星野 撮影)
直前に原子力空母ジョージ・ワシントンが訓練航海に出港し、カラになった12号バース(25.5.25 星野 撮影)
沖に錨泊していたタンカー、SLNCグッドウィル。米軍御用達のタンカーだ(25.5.25 星野 撮影)
同じく沖に錨泊していたタンカー、バッドランド・トレーダー。これも米軍御用達のタンカーだ(25.5.25 星野 撮影)
貯油施設のある吾妻島に接岸したタンカー、トーム・サンダー。これもまた米軍御用達のタンカーだ(25.5.25 星野 撮影)
5月25日、横須賀の軍港をヨコスカ平和船団のヨットとボートが走った。
平和船団が横須賀基地への抗議と監視の海上デモを行ったのは、原子力空母ジョージ・ワシントンが試験航海に出港した直後のことだった。
平和船団が基地監視を行った時点で横須賀基地に在港していた米軍艦は、巡洋艦ロバート・スモールズ(ROBERT SMALLS CG 62)、駆逐艦ハワード(HOWARD DDG 83)、マッキャンベル(MACCAMPBELL DDG 85)、シャウプ(SHOUP DD 86)、それから、まさに出港のために離岸しようとしていたヒギンズ(HIGGINS DDG 76)だった。
つまり、巡洋艦1隻、駆逐艦4隻だった。
現時点で横須賀を母港としている駆逐艦は、11隻とも12隻とも見ることができる。
昨年10月にプレブル(PREBLE DDG 88)が横須賀に配備された時、代わりにベンフォールド(BENFOLD DDG 65)が横須賀から去るという報道があった。
このベンフォールドを除けば、横須賀を母港としている駆逐艦は11隻だ。
しかし、プレブルが配備されてから半年以上が経過したにも関わらず、まだベンフォールドは横須賀を拠点として活動しているようだ。
ベンフォールドを横須賀母港艦と見るならば、横須賀を母港としている駆逐艦は12隻だ。
11隻あるいは12隻の駆逐艦のうち、ハワードは5号ドックで、マッキャンベルはハーバー・マスター・ピア西側(HMP-W)で、それぞれ大規模な工事を行っている。
だから、5月25日の時点で動ける駆逐艦の大部分は出動している状態だったということだ。
出動している駆逐艦の中には、ミリウス(MILLISU DDG 69)やラルフ・ジョンソン(RALPH JOHNSON DDG 114)のように、遠くインド洋や中東方面で活動している艦もある。
第7艦隊旗艦の揚陸指揮艦ブルーリッジ(BLUE RIDGE LCC 19)も、4月からオセアニア方面での任務航海に就いている。5月26日にはオーストラリアのシドニーにあるガーデン・アイランド基地に入ったようだ。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)
海上自衛隊逸見岸壁に停泊する護衛艦「あまぎり」(154)。「あまぎり」は、5月23日に横浜港の大東通商株式会社横浜油槽所5号岸壁に接岸した。(25.5.25 星野 撮影)
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2025-5-27|HOME|