原潜ツーソン、横須賀寄港
横須賀基地の13号バースに停泊中の原潜ツーソン(25.6.3 木元茂夫 撮影)
6月1日の午前11時頃、ロサンゼルス級攻撃型原子力潜水艦のツーソン(TUCSON SSN 770)が横須賀軍港に入港し、13号バースに接岸した。
原潜の横須賀基地寄港は、3月18日の原潜アレキサンドリア(ALEXANDRIA SSN 757)に次いで今年2隻目だ。
外務省からの横須賀市への通知によれば、寄港目的は「休養・補給・維持」だ。
パールハーバーを母港としているツーソンは、ハワイを4月15日に任務航海のために出発したようだ。
その4月半ばには、空母ニミッツ打撃群がハワイ近くで作戦行動を展開していたようだ。
原子力空母ニミッツ(NIMITZ CVN 68)は、退役前最後とも言われる西太平洋周辺での任務活動のために3月21日に母港のブレマートンを出港した。
ニミッツは、4月18日にはグアムのアプラに寄港し、その後、東南アジア周辺の海域で活動している。
攻撃型原潜ツーソンの今回の任務航海は、このニミッツ打撃群の動きと関係があったのかもしれない。
なお、ツーソンは6月3日の深夜の時点でも、横須賀基地に停泊中だ。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)
2025-6-4|HOME|