オーストラリア海軍のイージス艦シドニー、6月3日、自衛隊横須賀基地に入港
6月3日、横須賀に入港したオーストラリア海軍イージス艦、シドニー(25.6.3 木元 撮影)
シドニーの船首部(25.6.3 木元 撮影)
艦の後部には、作業をしている乗組員らの姿が見えた(25.6.3 木元 撮影)
シドニーが接岸したのは、海上自衛隊逸見岸壁だった(25.6.3 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)
オーストラリア海軍のイージス艦シドニー(HMAS SYDNEY DDG 42)はオーストラリアからではなく、韓国の釜山を5月31日に出港し、6月1日東シナ海で日豪共同訓練を実施し、6月3日朝、横須賀に。
満載排水量6350トン、全長147m、乗員265名、イージス艦の中では、もっとも軽量な艦である。
5月31日に発表された日米豪防衛協力深化のための取組に関する日米豪防衛協議体閣僚級会談共同声明には、下記のようなとんでもないことが書かれている。そもそも、「日米豪防衛協議体」(TDMM)って一体何なんだ。日米豪軍事同盟につながる動きではないのか。そんなことが憲法9条に照らした時、許されるのか。
日米豪防衛協力深化のための取組に関する日米豪防衛協議体閣僚級会談共同声明(仮訳)からの一部抜粋
オーストラリア北部で開催されるタリスマン・セイバー演習にはこれまで自衛隊は約300人の部隊を派遣してきたが、今年はさらに規模が拡大しようとしている。
米海軍横須賀基地には6月1日に原潜ツーソンが入港し、停泊中である。
海自の機雷戦能力をもったフリゲート艦「あがの」と護衛艦「たかなみ」が、横須賀港の入り口で接近しての訓練。普段はこんなことはやらない。今年度、艦艇部隊の構成を変えると言われている。島嶼周辺での戦術を想定した訓練ではないか。
(木元 茂夫)
6月6日、海自逸見岸壁に停泊を続けるシドニー。報道によれば6月14日頃まで滞在の予定という(25.6.6 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)
2025-6-6|HOME|